♥甘美なる道楽♥  春蝶の部屋

美しいもの、豊かなものを求める日々の記録。

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久々に新派の舞台を見てきました。

昨日、職場の同僚から「春蝶さんは宝塚とか歌舞伎とかご覧になるから、どうかな〜と思って」という言葉とともに、新派の舞台の招待券をいただきました。
ワタクシ、職場では「江戸とサブカルの人」と思われており、新派は一応明治なので、戸惑われたのかしら?
大喜びでいただきました☆
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三越劇場で上演中の「葛西橋/舞踊小春狂言」。笑三郎・春猿・月乃助という、おもだか屋の人気役者が出演!
ここでワタクシ、はじめて段治郎さんが月乃助を襲名したことを知りました。
うかつでした。歌舞伎から離れすぎてました。反省。
春猿さんの早替わりによる一人三役も見所。

こういった芝居の時は、無言の争いに巻き込まれたくないので、大抵着物を着ません。
仕事には絶対着て行かない派手な普段着(笑)で行きます。
本日はこんな感じ。
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よくわかりませんが、水墨画風にドラゴンが描かれているワンピースに黒いロングジレ&レギンスパンツ。
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シルバーアクセじゃらじゃら。メイクもかなり濃かったですよ。

三越の地下で、おやつをちょっぴり(どら焼き&大福にしました)買って劇場入り。
「葛西橋」は洲崎遊郭を舞台にした、三角関係のドラマ。姉(遊女)の恋人を妹(髪結い)がそれとは知らず好きになり、姉は妹の幸せを思って身を引き、二人を結婚させます。しかし元恋人は姉のことを忘れきれず、面差しの似たフルーツパーラーのマダムと浮気し、果ては金銭トラブルに。国外逃亡するまえにもう一度抱かせてほしいと言う元恋人を拒み通し、葛西橋の上から見送った姉は、元恋人のそばに妹の姿があることを発見して「譲ったりするんじゃなかった!妹が憎い!」と、押さえ続けていた胸の内を吐き出して絶叫します。そんなせつない幕切れ。
姉・妹・マダムを市川春猿さんが早替わりで演じました。気風のいい玄人女性、純情な娘、実業家肌のマダムを演じ分けました。春猿さんは歌舞伎の女形さんですが、古典的な女性より、明治期の夢二風美人を思わせます。今回の役はちょうど良かったかな?
月乃助さん、意志の弱い、ちょっとだらしないやさ男がよく似合ってました。背が高くて、相変わらず舞台での姿がとてもきれい。良い男です。どんなに悪くても許してしまいそうになります。そしてこういう役は、下品になりすぎてはいけないと思うのですが、そのぎりぎりのところで品位を保っていて良かったです。それにしても良い男っぷりだなあ・・・・
笑三郎さん、以前にくらべてさらに華奢な美女になりました。しっかりしたおかみさんも似合います。役者としてこの人好きだな〜〜と思えるかたです。

「舞踊 小春狂言」は、芸者さん二人とお客の三角関係を描いた舞踊。こちらは笑三郎演じる芸者さんが、とてもせつない。そして私、この江戸の芸者さんの典型的なスタイルが大好き!黒紋付の裾を引いた着物、柳結びのゆらゆら揺れる帯、赤い帯揚げ、白い襟。うっとりでした。

お芝居というか、役者さんの魅力を味わいに行ったような観劇でした。
ああ、やっぱり伝統芸能が恋しい☆ 歌舞伎観たい!文楽観たい!


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春蝶

Author:春蝶
美しいもの、楽しいものを集めた部屋。節操のない思考と嗜好の持ち主。歌舞伎/文楽/女流義太夫/江戸時代/宝塚/コミック/映画/舞台/日本のロック/おいしいもの/体にいいもの/コスメ/お洋服。薔薇/ガーデニア/シャネル/ジル・スチュアート/インゲボルグ/オッズオン/エクサントリーク/『おせん』/『×××hoLic』/諏訪部順一/池澤春菜/マクロスF/シェリル・ノーム。

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